はじまりは、
一株の苗から。
Beginning
奈良の冬は、朝がいちばん静かです。ハウスの扉を開けると、白い息と一緒に、甘い香りがふわりと流れ出す。その瞬間に立ち会いたくて、私たちは苺をつくっています。
はじまりは、たった一株の苗でした。うまくいかない年が続き、色は乗っても味が乗らない、香りは立っても日持ちしない。そんな試行錯誤の先で辿り着いたのが、「収穫を一日待つ」という、ごく単純な答えでした。
完熟は、待つほどに難しくなります。輸送に弱く、収穫の適期は驚くほど短い。それでも私たちは、その一日を選びました。市場ではなく、召し上がる方の口の中を基準にしたかったからです。
Three Promises
色づいてからさらに一日。糖が乗り切り、香りが最も立ち上がる朝だけを収穫日と決めています。
選別も箱詰めも農園の手作業で。傷みやすい完熟だからこそ、最後のひと手間を人の目に委ねます。
来年の味は、今年の土がつくる。堆肥と休耕を組み合わせ、畑の力を削らない栽培を続けています。
History
2022
奈良にてハウス一棟から栽培を開始。土づくりを一から学び直す日々が続きました。
2024
完熟をそのまま届けるため、オンラインでの直販を開始。いちごブーケの制作もこの頃から。
2024
農園の外へ。イベントや施設に苗ごと伺う「出張いちご狩り」を始めました。
Message
いちばん美味しい一日を、
そのままお届けしたい。
それだけを、ずっと考えています。
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